SEO対策とは?!集客できるホームページの作り方
- gainadesign11
- 2024年12月27日
- 読了時間: 15分
更新日:1月6日

こんにちは!代表の島です('Д')
「集客できるホームページを作りたい」「仕事の依頼が沢山入るホームページを作りたい」とか考える経営者の方は多いのではないでしょうか?
集客できるホームページを作るにあたり、選択肢の一つとして挙げられるのが「SEO対策」です。
今回はそのSEO対策とは何なのか。わかりやすく解説します:)
初めてホームページを作る人や、SEO対策をするべきなのか悩んでる人、SEO対策で意識するポイントを知りたい人はぜひ最後まで読んでもらえると、意識すべきポイントが分かり、ホームページを使って集客を見込めるようになります。
Section1 SEO対策とは?

SEOは「Search Engine Optimization」の略称で日本語だと「検索エンジン最適化」と言います。分かりやすく言うと「Google」や「Yahoo!」といった検索サイトの検索結果でホームページが検索上位に表示されやすくなるように対策することです。

SEO対策は、ホームページにユーザーを集めるために取り組むものです。ホームページが検索結果で上位表示されるとユーザーの目に留まる機会が増えるため、集客に繋がります。
日々、SEOを調査研究している[seoClarity(SEOクラリティ)]が公開した2021年11月の検索順位別クリック率データ(日本のみ)では、検索表示1位で13.94%、2位だと7.52%、検索表示5位以下は3%を下回る結果となっております。

このデータを見れば、検索順位が上位であればあるほど、集客数が増えるのは明確です。SEO対策は集客のために取り組むものだと理解しておきましょう。
とはいえ、すべての企業に必ずSEO対策が必要かといわれると必要じゃないケースもあります。あらかじめ自社にとってSEO対策が必要なのか見定める必要があります。
Section2 SEO対策が必要かどうか判断する

SEO対策の必要性を判断する基準として
ユーザーが検索エンジンを利用するか
リスティング広告と比較
の2つがありますので、それぞれ解説していきます。
⇒ ユーザーが検索エンジンを利用するかどうか
SEO対策が必要かどうかは「自社商材の購入経路」で判断すると簡単です。
例えば、洋服のワンピースを探している場合、検索エンジンで「ワンピース」と検索する人はいません。なぜならワンピースと検索して、上位に出てくるのはアニメの『ONEPIECE』だからです。これでは洋服のワンピースを探すのは困難です。
ワンピース(服)の主な購入経路は「ZOZOTOWN」や「楽天」などのECモールだったり、特定のブランドのファンであるユーザーであれば、ブランド名で検索し公式サイトにアクセスすることになります。
しかし自社が創業期であれば、まだ自社のブランドは世間に認知されてないと思います。
つまり、自社ブランド名で検索するユーザー自体少ないのです。
なので最初のうちはInstagramやX(旧Twitter)などで、自社ブランドの認知度を高めることから始めてもいいと思います。

反対に「コンサルティング」や「ITサービス企業」などのような、無形商材の場合はECモールで販売できないため、SEO対策が有効です。
ほとんどのユーザーは検索エンジン経由で公式サイトにアクセスするため、無形商材にはSEO対策が有効になります。
⇒ リスティング広告と比較する
SEO対策が有効だと判断した場合でも、リスティング広告(検索連動型広告)から始めるのがオススメです。
リスティング広告とは、ユーザーが検索したキーワードに対して、検索結果に掲載される広告のことです。特徴として、検索結果の上下に掲載されます。
リスティング広告は費用がかかりますが、すぐに広告を出すことができるため、即効性があります。費用対効果が合うかどうかは出してみないと分からないため、まずは試してみるのが良いです。
仮に費用対効果が合わない場合は、SEO対策を施す必要があります。SEO対策とリスティング広告のメリットデメリットを簡単に説明すると、
SEO対策とは、広告ではないためユーザーがホームページにアクセスしてもそれにかかるコストはゼロというメリットがあります。しかし、検索上位に表示するために、最低でも2~3か月、遅ければ6か月~1年はかかります。
また、SEO対策に力を入れても検索上位に表示される保証はありません。仮に上位に表示されたとしても、Googleなどの検索エンジンはユーザーにもっとも価値のあるページを表示するため、定期的にアップデートをしており、それにより順位が下落する可能性もあり得ます。
リスティング広告はアカウント作成後、最低限の設定をするとすぐに広告を出すことが可能ですし、検索エンジンのアップデートでも順位が落ちることはありません。
しかし、広告はほとんど入札制なので他社と競合するとクリック単価が上がります。
Section3 SEO対策に必要な予備知識

いざホームページにSEO対策を取り組もうと思ってもSEO対策に対するたくさんの知識が必要です。ここのセクションでは、予備知識を簡単に解説します。
⇒ SEO対策はGoogleだけでOK!
検索エンジンにはGoogle、Yahoo!、Bingなどいくつか種類がありますが、すべてに対してSEO対策が必要なわけではなく、私の意見として『Google』のみでOKです。
理由として、パソコン・スマホどちらにしても検索エンジンのシェア率は約80%以上と圧倒的に高いうえに、Yahoo!はGoogleのアルゴリズムを利用しているため表示される内容は少し違うものの基本的には同じです。
そのため、GoogleにてSEO対策に注力するだけで、とGoogleとYahoo!合わせてパソコンでは「82.6%」、スマホでは「97.88%」ものシェアを占める割合で上位表示を狙えます。
GoogleにてSEO対策が出来ればYahoo!でのSEO対策は不要ですが、Googleが発表するアルゴリズムのアップデート情報は定期的に取得するようにしてください。
⇒ Googleはユーザーファースト
つい先ほど、SEO対策はGoogleだけでOKと解説しましたが、それはあくまでも他の検索エンジンと比較した場合になります。
SEO対策の神髄は「ユーザーファースト」。
つまり、常に「ユーザーにとって役立つ情報を提供する」こと。
Google公式によると、
ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えてきました。新しいウェブブラウザを開発するときも、ホームページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。Google のホームページはインターフェースが明快で、ページが瞬時に読み込まれます。金銭と引き換えに検索結果の順位を操作することは一切ありません。広告は、広告であることを明記したうえで、関連性の高い情報を邪魔にならない形で提示します。新しいツールやアプリケーションを開発するときも、もっと違う作りならよかったのに、という思いをユーザーに抱かせない、完成度の高いデザインを目指しています。
Googleの開発当初からユーザーの利便性を第一に考えてきただけあり、嘘の情報ばっかり流しているサイトや、誰かが書いた記事をまるっとコピペしただけの記事ばっかりを載せているサイトはどんなにSEO対策を施そうと検索上位に表示されにくくなる傾向にあります。
日々たくさんの情報が全世界から発信されているため、なかには信頼されないものが上位に表示されることもありますが、そういったものはすぐ上位からなくなります。
参考になる情報かどうか悩んだときは、それをみるユーザーにとって役立つものか考えて発信することで、間違ったSEO対策をすることはなくなります。
Section4 ホームページ制作時に意識するポイント7選

ホームページ初心者の方は今から解説する7つのポイントを最低限抑えるようにしましょう。
⇒ 1.質の高いコンテンツを作る
ホームページにおけるコンテンツとは「情報の中身」の事です。必ず、質の高いコンテンツを制作するようにしてください。
ホームページはデザインの自由度が高く、パッと見の外見だけでもそれなりのクオリティのものができます。しかし、ユーザーを納得させるためには外見のクオリティに負けないような中身が大切です。
Googleの「検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド」にも、「魅力的で役立つコンテンツを制作することが、他のどの方法よりも有効」とあります。
ここからもわかるように質の高いコンテンツを日々発信することが、最大のSEO対策ということを理解してください。
⇒ 2.WordPressでホームページを制作する
特別な理由がない限りWordPress(ワードプレス)でホームページを制作してください。WordPressは「初期状態でも、SEO対策に考慮された設計」になっているため、基本的なSEO対策のために難しい設定をする必要がありません。
具体的には、SEO対策に必須ともいえる「ページタイトル」が簡単に設定できたり、コンテンツ制作に必要とされる「ブログ」が併設できたりします。
WordPressはCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)の中でも№1のシェアを誇っており、HTMLやCSSの知識がなくてもホームページの制作や更新が簡単にできる無料のシステムで、デザインのテンプレートや拡張機能も豊富なので完成度の高いホームページを制作しやすいのでオススメです。

⇒ 3.使いやすさを重視する
ホームページを閲覧するのはユーザーです。そのユーザーが使いやすいホームページを作るのを心がけましょう。
使いやすさを重視するうえでまずは3つのポイントを重視してください。それぞれ解説していきます。
スマホ対応を必ずする 10年ほど前まで、ホームページを見るためにメインで使われていたのはパソコンでしたが、スマートフォンを誰もが持つようになって今現在、ホームページを見るユーザーはスマホを使ってみる人が9割を超えています。 パソコン用のホームページだと、ユーザーがスマホで見たとしても「文字が読みづらい」、「ボタンがタップしづらい」など不便を感じてしまい、ホームページの離脱率が上がってしまいます。 Googleは過去に、ホームページがスマホ対応されているホームページを良いホームページとして、検索上位に上がりやすいようにしたこともあります。今現在これが検索結果に直接的に影響するということはないようですが、SEO対策にとって重要であるとこに間違いはないと思います。
ページの読み込み速度が速い あなたはウェブサイトを使用し、なにか探し物をしているときにページの読み込みが遅く、ストレスを感じた経験はありませんか? ページの読み込みが遅ければ遅いほど、ユーザーの離脱率が上がっていきます。 ページの読み込み速度もランキング要素を左右する要素のひとつとして過去に取り入れられたことがあります。ページの読み込み速度があまりにも遅いと検索上位に反映されない可能性があるので、注意が必要です。
導線が分かりやすい 導線とは、ユーザーが目的を達成しやすくなるようにすること。「問い合わせ」や「資料請求」が目的で、ホームページにアクセスするユーザーも一定数います。ですが自社のホームページにアクセスしても問い合わせや資料請求ができないと、目的を達成できません。 ユーザーが不満に感じるホームページはGoogleも評価してくれませんので、SEO対策に大きく影響します。そのため、すべてのページで共通して表示される「ヘッダー」や「フッター」は重要になります。 他ページへのリンクだけでなく、「問い合わせ」や「資料請求」のボタンも設置するようにしましょう。
⇒ 4.1ページ1キーワードにする
ユーザーの利便性を考えるなら、1ページの中にたくさんの情報を詰め込むより、キーワード毎に専門性の高いページを制作し、用意するほうが良いです。 例えば、北海道旅行を計画している人が宿を探すとき、ユーザーにとって有益な情報は下の画像のどちらでしょうか?

正解は、Bの「北海道の宿を紹介」しているページです。
ユーザーはいち早く旅行を計画したいため、関係のない情報は排除しいたいと思っています。Aの場合は北海道以外の例えば、東京や京都などの宿も含まれてしまい、ユーザーは情報の選別から始めないといけません。
それに対して、Bならユーザーは情報の選別が省力できます。つまり、Bの方がユーザーにとって価値の高いページになります。
ホームページのSEO対策では、「1ページ1キーワード(テーマ)」を意識して制作しましょう。
また、検索結果の内容はユーザーごとに異なり、特に地域はその影響が強く、検索ワードに含まれる地名やユーザーの現在地に最適化された内容が表示されます。
⇒ 5.タイトルにキーワードを入れる
タイトルとはページ題目のことです。検索ワードがタイトルに入っていないページは、ユーザーに「関連性がない」と判断され、クリックされにくいです。
例えば、『Excel(エクセル)』の本を探すとしたら、ほとんどの人が表紙に『Excel』と書かれた本を手に取ると思います。それは、その本が『Excel』の参考書だと判断できるからです。逆に表紙に『Excel』と書かれてない本は手に取らないですよね?
そもそもですが、タイトルにキーワードが入ってないページを、Googleが検索結果で上位に表示させる可能性も低いです。そのため、タイトルには必ずキーワードを入れるようにしましょう。
SEO対策では、順位を上げるだけでなく、「ユーザーにいかにクリックさせるか」という点にも注力しましょう。
⇒ 6.実績を掲載する
社会的信用度(権威性)が高い企業のホームページは、Googleに評価されやすいです。知識のないユーザーにとって、社会的な信用は情報の信頼度を測る指標のひとつです。
なんの情報もそうですが、知りたい情報を集める時に誰か分からない人より、しっかり実績のある人が執筆した情報の方が信頼できますよね?
それは会社も同じで、非上場企業より、上場企業の方が信頼性が高く、ユーザーが抱く安心感は強いでしょう。
では創業期の企業はどのようにして、社会的信用を上げればいいでしょうか。
いくつか例を挙げてみます。
導入実績(お客様事例)を紹介する すでに導入実績(お客様事例)があれば、必ずホームページに掲載してください。他の企業が実際に自社の商品を導入しているという事実は、信頼に繋がります。 導入企業の社会的信用度がそれなりに高い場合、ユーザーによっては「あの企業が導入しているなら大丈夫だろう」と考えるかもしれません。創業期では、自社の力だけで信頼を獲得するのは難しいため、うまく第三者の力を借りるようにしましょう。
メディア掲載事例を紹介する メディアに取り上げてもらったらホームページで紹介しましょう。いわば、メディアから「お墨付き」をもらった状態なので、自社の信頼度も上がります。
SNSを活用する いまやX(旧Twitter)やInstagramといったSNSは、生活の一部となりました。SNSにはフォロワーを増やす仕組みがありますが、これはユーザーにとって企業の信頼度を測る「ものさし」になります。 フォロワー10人の企業より、フォロワー1000人の企業の方が信頼度は高くなります。
SNSは無料で使えるツールで企業のニュースなどを投稿していけば、広報ツールとしても利用できるため、積極的に活用してください。
⇒ 7.ブログを併設する
企業のSEO対策にブログは必須とも言える存在。ブログのメリットは以下の通りです。
ページを増やしやすい 前述の通り、ホームページのSEO対策では、1ページ1キーワードが基本です。 ただキーワードが増えれば増えるほど、その分ページを作らなくてはなりませんが、ページの制作にはワイヤーフレーム(設計図)を作ったり、デザインを起こしたりコストがかかります。 ですが、ブログであれば記事(読み物)としてユーザーが認識します。ユーザーが求めるものは、ホームページのデザインではなく内容。情報に価値があるかどうかです。 ブログであれば、そこまでデザインにこだわる必要がないため、ページを増やしやすいです。
メインのホームページの情報が煩雑化しない メインとなるホームページで様々なキーワードを対策すると、ページが増え、情報が煩雑化します。これではせっかく集客しても、ユーザーが情報を見つけづらくなってしまします。 メインのホームページは「商品やサービス情報」、ブログは「ノウハウやお役立ち情報」といった具合に住み分けしましょう。
メインのホームページとブログの住み分け キーワードを調べるユーザーにニーズを見極め、ホームページとブログの住み分けを判断するのがオススメです。 水道修理業者の2つのキーワードを例に考えてみましょう。 例えば「水漏れ修理 佐賀市」というキーワードを検索するユーザーは今すぐ修理したいと考えているはずです。なぜならば、キーワードの中に地名が入っており、佐賀市の水道修理業者を探している可能性が高いからです。 であれば、メインのホームぺージで対策したほうがユーザーにとって親切です。ユーザーが知りたいのは、価格や実績、依頼からどのくらいで到着するかであって、ブログのような長い文章は必要ありません。 反対に「水漏れ修理 自分で」と検索するユーザーは、水道業者を探しているのではなく、自分で修理したいと思っています。 そのユーザーには、自分で水漏れを直す方法を丁寧に解説したブログの方が、親切です。メインのホームページ(サービス)と一定距離のあるブログであれば警戒されません。 なお、ブログにはデメリットも記載するのがオススメで、デメリットを知ったユーザーの中には自分で修理するリスクを考え、業者に依頼しようと考える人も出てきます。デメリットの提示後に自社が修理業者であることを打ち明ければ問い合わせを獲得できるかもしれません。 このように、キーワードに潜むユーザーの深層心理を汲み取ったうえで、メインのホームページで対策するのか、ブログで対策するのか決めましょう。
ユーザーの警戒心が薄く、ポジティブな印象を与えられる SEO対策でメインのホームページに集客できれば、自社の商品やサービスをユーザーに知ってもらえる機会が増えますが、しかし必ずしもそれが正解とは言い切れません。 なぜなら、メインのホームページが販売を目的としているなら、ユーザーは「商品を買わされる」と感じ、警戒感を抱く恐れがあります。それに対しブログは、「悩みを解決するための情報を提供してくれている」とユーザーが考えるため、警戒感は薄くなります。 むしろ悩みを解決できたユーザーは、企業に対してポジティブな印象を持つでしょう。 その後の解決策のひとつとして自社の商品を提案できれば・、ユーザーに購入してもらえる可能性がでてきます。
Section5 まとめ

今回は、ホームページ制作時のSEO対策で押さえるポイントを解説しました。

それでは、SEO対策で集客できるホームページの完成を楽しみにしております。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次でお会いしましょう('_')!
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